【謎解き感想】「DETECTIVE X CASE FILE#2ブラックローズ」体験するミステリー

謎解き・脱出ゲーム

待ちに待った「DETECTIVE X」の新作、「CASE FILE#2 ブラックローズ」が発売されました。

Amazonで予約注文し、無事に到着したので早速プレイしました。

前作がとても面白かったので新作が出るのをとても楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない大満足の作品でした。

概要

公式サイトはこちら↓

【発売日】
2024年9月27日(金)

【価格】
4,950円(税込)

【人数】
1〜5人

1人でじっくりプレイするもよし!
複数人でワイワイプレイするもよし!!

【プレイ時間】
3〜4時間

制限時間はありません。私は、ゆっくり遊んで5時間ほどかかりました。

【用意する物】
インターネット環境
スマホ(タブレット、PCでもOK)
※Macで遊びましたが、一部うまく画像等が表示されないところがありました。

(以下、無くても支障がない物)
筆記用具
とにかくたくさん調書なんかを読みます。
後で必要になる情報もたくさんあるので、メモをとったりマーカーで線を引きながら遊ぶと良いです。
マスキングテープ
資料がとにかく多いので、壁に貼って整理しながら遊ぶとやりやすいし、なんかワクワクします。
ホワイトボードがあればもっとよかったかも。

ネタバレ防止のため画像にモザイクを入れています。

プレイした感想

練りに練られたストーリー

ストーリーは直木賞作家の道尾秀介氏が全編執筆

ミステリー小説みたいに、「犯人はこの人かな?」と予測しながら謎解きを進めていくのですが…

良い意味で、何度も期待を裏切られます

最初は「絶対こいつが怪しい」「この人は白やと思う」とか言いながらドヤ顔でやっていましたが、二転、三転するストーリーに完全にしてやられました。

小説が好きな人はもちろん、普段はなかなか本を読まないという人でも、謎解きをしながらストーリーを味わえるので、楽しめること間違いなし!

ちなみに・・・私も普段はあまり小説を読まないのですが、最近、話題になっていた道尾氏の「N」も読んでみました。

本でここまで興奮したことはありません!
道尾氏の頭の中を一度のぞいてみたいという思いになりました。

こちらも、まだ読んだことのない方はぜひ!オススメです!

作り込まれた資料…これは、体験するミステリー!

とにかく資料の数と、作り込みが凄い!!

パッケージを開けると、このような封筒がたくさん入っています。

まず初めに説明を読んで、依頼者からの封筒(茶色)を開けると・・・

ネタバレ防止のため画像にモザイク加工を施しています。

依頼者からの手紙とともに、捜査に必要な資料がたくさん!

1つの封筒でこの量が入っているのです。

最初の封筒だけかと思いきや、2つめ以降の封筒も同じくらいたくさん入っています

どの資料を見ても、作り込みが凄くて臨場感がマシマシです。

ホテルのパンフレットや、事情聴取の紙、写真、新聞や週刊誌の記事、架空のウェブサイトやテレビ番組など、とにかく1つ1つがリアルに作られています。

気がついたら劇中の世界に入り込んで、本当に自分が捜査をしているかのような気持ちになっていました。

ホワイトボードがあれば良かったですが、無いので代わりに壁に資料を貼り付けて、本当の捜査会議みたいにすると楽しかったです。

繰り返しになりますが、画像はモザイク加工しています。

謎解き難易度は前作より低め?

個人的な感想ですが、前作の方が謎解きはむずかしかったように思います。

「謎解き」と言っても、イラストとか暗号とかを使ったもの(ホール型の最初のステージでいっぱい出てくるようなもの)はありません。

たくさんの資料に含まれた情報の点と点を繋ぎ合わせて、話を進めて行く、といった感じでしょうか。

とにかくいろんな人が出てくるし、それぞれの名前とか行動を1つ1つ覚えておくか、その都度確認をしなければなりません。

無駄な情報がほとんどないんじゃないか…っていうくらい、資料も架空のサイトもアレもコレも、隅々まで情報が隠されているので探すのが大変でした。

大変だけど、「あーでもない、こーでもない」と言いながら探すのは楽しくて、気づいたら時間が過ぎ去ってしまっていました。

(公式は3〜4時間なのに、5時間かかってしまいました・・・どうしてもノーヒントでクリアしたかったので)

どの謎も「ん?」と納得がいかないものは無くて、解けたらスッキリするものばかり

特に真犯人が発覚する時の謎は、とても斬新な発想で、鳥肌が立ちました!

一人派?複数派?

これは好みだと思いますが、誰かと一緒に「あーでもない、こーでもない」と言いながら推理を進めて行くのが楽しいです。

事情聴取の記録など、音声ではなく書き起こしたものを読む場面がとてもたくさんあります。

かなりの量を読むことになるので、黙々と読んでいたら疲れると思います。

「自分は質問者の役やるから、答える役やって」とか言いながら、登場人物になりきって読んでみたりするのも、ちょっとしたスパイスになって良かったです。

あまり人数が増えると、資料や情報の共有が少し手間になってしまうと思うので、個人的には2〜4人くらいがおすすめです。

まとめ

以上、道尾秀介氏とSCRAPが送る「DETECTIVE X」シリーズの第二弾「CASE FILE#2ブラックローズ」の感想をお送りしました。

去年、前作をプレイした時には超感動してしまいました。

記憶を消して、もういちどプレイし直したいとさえ思っていました。

「CASE FILE#1」と書いていたので、もしやこのままナンバリングでシリーズ化するのでは…と待ち続けていました。

その温め続けた期待を裏切らない、忘れられない作品でした。

こちらの作品も多くの人にプレイして、この感動を味わっていただきたい。

そうなると、きっとまたCASE FILE #3を作ってくれる。

そうすると、みんな幸せ。

そうなることを願って、布教活動を進めてまいります。

未プレイの方は、1からでも2からでも、どちらでも楽しめると思いますので、ぜひ試してみてください!!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

その他キット謎解きや、周遊型謎解きについても記事を書いています。
よろしければご覧ください。

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