今年も「ナゾときっぷ」の季節がやってきました!
今回で3回目の参加になりますが、ナゾときっぷが始まると春が来たなーと思えるようになりました。
昨年登場した北大阪急行編も継続で、阪急・阪神・北大阪急行の3つをクリアすると遊べる完結編は今年も健在!
ワクワクしながら先発の阪急編に行ってきたので、感想等をまとめてみました。
行こうかどうか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!
※ネタバレはしないよう最大限心がけておりますが、写真やコメント等によって訪問する場所が推測できてしまう場合があるかもしれません。悪しからずご了承ください。
※お店のリンク等を貼っておりますが、こちらを開いてしまうと行き先が分かってしまいます。くれぐれもご注意ください。
基本情報
イベント概要
【名称】
リアル謎解きゲーム ナゾときっぷ2025
阪急編:天才職人(パティシエ)と魔法のレシピ

【企画・制作】
FLAP・ZERO α
【開催期間】
2025年3月19日(水)〜12月25日(木)
料金・販売方法
【料金】
2,800円(税込)
阪急電車の1日乗車券(スマホQR利用)付き!
道中のいろいろな場所で使えるクーポン券(8枚)付き!
当日でも購入は出来ますが、ID作成が必要なので慌てないように前もってやっておく方が良いでしょう。
また、1日乗車券はキット引き換え当日の朝から有効に出来ます。
前もって購入して、家を出る前に1日乗車券を有効にしておくことで、最寄駅から販売場所のある駅までの交通費も節約できるので、これは従来よりもありがたいですね。
なお、2024年版では、ホームページの謎を解くことで最初の駅が事前に分かっていましたが、2025年版はキットを開けてからのお楽しみです。
所要時間
【公式】
7時間(休憩時間を除く)
【実績】
休憩・寄り道を含めて約7時間15分
※ キット引き換え場所から最初の駅までの移動、最終クリア時点から帰宅までの移動時間は含みません。
休憩は2回、お昼ご飯(約30分)と、最後の駅で座って解く謎をやっつけるためにカフェに入った際に少しゆっくり目にやったくらいです。
周遊型はだいたい公式の時間の2割増しくらいでやっていくつもりでいましたが、今回はサクサクと進んでいった印象でした。
全体的な感想
謎解き・キットについて
【謎の楽しさ】
★★★★☆
【謎の難易度】
★★☆☆☆
謎は全体的に易しかったと思います。
かと言って簡単すぎるということは決してなく、解けた時の快感は十分に味わうことができるようになっています。
とにかく謎解きがやりたいんだ〜という人は、ひょっとしたら満足出来ない人もいるかもしれませんが、個人的には周遊型はこれくらいがちょうどいいと思っています。

もはや定番となりつつある「工作」も相変わらずの素晴らしい完成度でしたが、少し慣れが出てきてしまっている自分がいるのが残念。
困ったらヒントもありますし、頑張ったらちゃんと自力で解けるようなレベル設定です。
周遊型やキット型の謎解きを体験したことない人は、初めてアレが出来たときは感動して鳥肌が立つこと間違いなしなので、絶対にやってみてほしいです。(自分も1度記憶を消して、新鮮な気持ちでやってみたいと何度も思う)
ストーリーについて
【ストーリー満足度】
★★★☆☆
周遊型ではいろいろな場所に行くので「やらされてる感」があったら冷めてしまうものですが、ナゾときっぷではそんなことは一切ありません。
訪れる場所の一つ一つがストーリーに関わるようになっていて、自分が主人公の目線で一緒に行動しているかのような気分でお話に入り込むことができます。
ただ、2024年の時にあったような「完結編に繋がる伏線」みたいなのがあまり感じられなかったのが少し残念だったかと思います。
単独のお話としては、周遊型とのマッチングも完璧で没入感のある素敵な内容でしたが、せっかく完結編ありきでの作品なので、欲を言えばもう少しそこを匂わせる感じで行って欲しかったです。
自分が鈍くて気づけていないだけだったら大変申し訳ないのですが、その場合は完結編を遊んだ時に倍の感動が味わえるので楽しみにさせていただくこととします。
街歩きについて
【街歩きの楽しさ】
★★★★☆
【歩く距離】
★★★★☆
訪れる場所としては過去の「ナゾときっぷ」と同じ駅もいくつか含まれていたのですが、それでもちゃんと「またここか!」と思わせないようによく考えて作ってくださっているのを感じました。
むしろ「この場所、前はここで曲がったよな〜」みたいな懐かしい気持ちになれたので、これはこれでよかった。
毎度のことながら寺社仏閣(リンク先ネタバレ注意)にも訪れることになるので、ご朱印帳を集めている人は持参しておくといいでしょう。私も最近、とりあえずお寺だけですがご朱印帳を購入しました。
ランチは選択肢がかなりたくさんあり、悩みましたがクーポンも使えたし一目惚れしたのでこちらの白いお蕎麦のお店(リンク先ネタバレ注意)でいただきました。

まだ2駅目でしたが、「ランチタイムで混む前に先に食べてしまおう!」ということで入ったところ、出る頃には満員になっておりラッキーでした。喫煙可能なので、好きな人にはオススメですが、苦手な人はお気をつけて。
歩く量はかなり多かったですが、特に3駅目でかなり長い坂道を上らなければならないことが印象的でした。

周遊型全てに言えることですが、歩きやすい靴で行くことを強くおすすめします。
その他の感想や注意点
乗車券不要でスマホQRになったことに慣れない…。
認知を広げるために各鉄道会社が力を入れているから仕方がないのかもしれませんが・・・
個人的にはデメリットの方が多く感じました。
入場・出場で1つしかない駅もあったので、向かいから人がやってくる+譲り合いをしようにも後ろに人が並んでいる、という事も多々ありました。
これは自分が下手なだけですが、1分ごとに画像が更新されるので、前もって画面を出しておいて、改札が混んでいるといった状況などでは、更新のタイミングとタッチのタイミングが重なってエラー・・・後ろの人に大迷惑、ということもありました。
あとは、スマホの画面の向きが自動で変わる機能には絶対にロックをかけておきましょう。スマホを改札にかざす際に、これに何度悩まされたことか・・・。
これが1番のナゾだった。
「駅の数」としてはカウントされていないのですが、2駅目〜3駅目に移動する際、情報を手に入れるために途中の駅で1度改札を出る必要があります。
本当に2〜3分、その情報を見るためだけに、この慣れないQR改札から出てすぐに戻るのは唯一「やらされてる感」を感じた瞬間でした。
・・・そうは言っても、新しい技術に触れられるのは嬉しいことです。
今年の周遊型はこれを使う機会が増えると思うので、年末までには慣れていると信じて楽しみます。
謎解き人口が増えている喜び、と同時に…
3月23日(日)最初の週末に行きましたが、かなりの同志たちがいました。
謎解き人口が増えてきているのだな〜と嬉しくなってきました。
人口が増えると、遊べる公演も増えていくので、ファンとしては嬉しい限り。
首都圏と比べたら関西圏にはまだまだ遊べる謎解きが少ないので、このまま人気が爆発していってくれたらと願っています。
ところが、ちょっと危ないな・・・と思った事も。
4駅目で、とあるお店で情報を受け取って解くナゾがあるのですが…店の前でとてもたくさんの人が集まっていました。
場所を変えようと少し離れたところに向かっていたところ、すれ違いの女性から・・・
私の家の前に人だかりが出来ているんですが、みなさんあそこで何をされているんですか?
・・・と不安そうに話しかけられました。
家に帰ろうと思ったら玄関前に人が集まってたら、それは不安です。
人が増えるとこういう心配事もつきものなので、地元の方々に迷惑をお掛けしてしまうようなことがあったら、公演の続行に支障が出てきたりもするのだろうな、と思いました。
謎解き好きなら、手がかりを探すために周りをよく見て行動するのは得意なはず。
マナーを守ってみんなが楽しめるようにしないとな、と思った次第です。
キット袋のからくりを今頃知った。
キットの袋、クリアファイルとして使えるみたいです。
何回目の公演参加やねん、と言われそうですが、なんか線が入ってるな〜とは思っていました。
今更ですが、やってみたら本当にファイルになって、感動しました。

まとめ
以上「ナゾときっぷ2025阪急編」の感想でした。
過去作の経験者はもちろん、次のような人にもおススメです。
● 謎解きに興味がある
● 電車で旅するのが好き
● ワクワクする体験がしたい
● 頭をやわらかくしたい
● 運動不足を解消したい
● 普段行かない場所で新しい発見がしたい
● 休みの日の予定が決まらなくて困っている
これが楽しめたら、阪神・北大阪急行・完結編はもちろん、周遊型謎解きはたくさんあります。

FLAPZEROαさんの周遊型を遊んだ人が挑戦できる「ひとつなぎの謎」、今年は10鉄道のイベントがつながる特大企画です。
ためしに1つ遊んでみてハマってしまった人は、その時点で2025年ワクワクの連続が確定します!!
この記事を読んで興味をもっていただけた方は、ぜひ阪急からでも挑戦してみてください!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
その他のオススメ謎解き
周遊型で謎解きにハマった人!
謎解きに興味があって少し遊んでみたい人!
私がこれまでに遊んでみて楽しかったものをいくつかまとめてみましたので、以下の記事をご覧ください!

